Road to 武雄温泉 御船山楽園ホテル

チームラボとコラボした佐賀県武雄市“御船山楽園ホテル”

以前から気になっていた佐賀県武雄(たけお)市の御船山楽園ホテル(みふねやまらくえんほてる)、なぜ気になっていたかと言えば、チームラボとコラボしているからなんです。何で見たのか(多分SNS)忘れてしまったけど、とにかくフロントのインパクトは一度見てみたい!と誰もが思うんじゃないかな?

でも、東京に住んでいて、このコロナ禍で佐賀県までって、なかなか選択しないと思うのですが、私の場合、旦那さんが福岡に単身赴任中であること、旦那さんの誕生日であること、旦那さんが仕事が終わってからいける圏内である事、で思いついたのが福岡市内から車で約1時間の御船山楽園ホテルだったので行ってみることに。

予約はお早めに!

当初、貴賓室「老松」と準貴賓室「紅梅」「白梅」で迷っていました。
まだ宿泊予定日の3ヶ月以上前だったので、はっきり御船山観光ホテルに宿泊すると決定していたわけではなく、別の選択肢も考えていたこともあって予約していなかったんです。で、宿泊予定日の約2ヶ月前に再度サイトを覗いてみると準貴賓室「紅梅」「白梅」の2部屋が予約で埋まっていたので貴賓室「老松」に予約を入れました。
予約を入れてから、周辺状況やイベント詳細、当日の宿泊状況なんかをマメにチェックしていたんですが、その後、どの部屋もキャンセルは一切出ず、逆にどんどん予約が埋まって満室となった状態のまま宿泊当日を迎えることになりました。
なので、宿泊を考えてらっしゃる方は、部屋数も多くないので、少なくとも2ヶ月前には予約を入れる感じで考えた方が良さそうです。

宿泊者限定特典 & 注意点

ここで行ってみたからこそ分かった情報を
まず今回、チームラボとかあんまり興味ない系男子の旦那さんの誕生日ということもあり、最初にどんな所に行くのか画像とか見せてしまった日には「へー」「別にここじゃなくていい」とか言い始める事が目に見えていたので、佐賀県という事だけ伝えて行き、当日は旦那さんの仕事があったので、ホテルに到着したのはもう日も落ちた19:00頃でした。
で、一番上に貼った動画の様に、知らずにホテルの入口の自動ドアが開いた瞬間!目の前に大量のランプ空間に「えっ!」って旦那さんが驚く。っていう計画だったわけです。

でもね…

このランプがいっぱいなこちらのフロントですが…

ご宿泊者(御船山楽園ホテル、竹林亭 )、EN TEA HOUSE – 応灯楼のご利用者、「チームラボ 淋汗茶の湯 廃墟と遺跡」のチケットをお持ちの方のみご覧いただけます。

https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyama_lamp/

この日は土曜日って事もあり、「チームラボ 淋汗茶の湯 廃墟と遺跡」のチケットをお持ちの方とEN TEA HOUSE – 応灯楼を利用される方で凄い人だったんですよ。御船山楽園ホテル自体、ホテル敷地内のちょっと高台にあって、車で登って行く道中にもホテルを目指す人がいっぱい歩いていて…。
なので、入った瞬間ランプはいっぱいあるんですが、人もいっぱいだから全然幻想的ではないです。ランプも四方に貼られた鏡に映って無数のランプがあるように見えて幻想的になってるわけじゃないですか….、もれなく人も鏡に映って数が倍増しちゃうわけです。

チェックインした19:00頃は人がいっぱいでした。 Photo by AMAN

とりあえずホテル入口で入館チェックがあるのでこの記事の最初に貼った動画の様にスムーズには入れません。
私達は車でフロント前まで行ったので、係の方が来てくれて、宿泊者だと伝えると車は鍵を渡して係の方が移動してくれて、ホテル入口も名前を言うだけでスムーズに入れました。
というわけで、11:00-22:00までの間はフロントには人が多いのでサプライズには不向きです!むしろこの日は人が多くて萎えました。

なぜ11:00-22:00までかというと

宿泊者限定特典① 静かに利用できる時間帯
  • 宿泊すれば11:00-22:00以外の時間帯は宿泊者しかいないのと、ホテル自体がそんなに部屋数も多くないのでとても綺麗にフロントのランプの空間も鑑賞することができます。
  • TEA HOUSE – 応灯楼(フロント同じフロアにあるティーハウス)は、通常11:00-21:00(ラストオーダー 20:30)なのですが、宿泊者は10:00-11:00の間も利用可能だそうなので、こだわりの緑茶などから作られるドリンクを静かに楽しむにはこの時間がお勧めです。
  • らかんの湯の日帰り温泉11:00-21:00というのも注意点で、宿泊者はその時間に大浴場であるらかんの湯に行くと日帰り入浴の方がいますので、その時間を避けた方が人が少ないです。

フロントのランプは、夏、紅葉、雪、春、桜など、その季節ごとに異なるランプの演出をされている様です。

私も22時以降と朝の時間帯に感動的な写真が撮れました。
ホテル入口の自動ドアが開くと一面ランプ!の動画もちゃんと素敵に撮れましたよ:)

これは翌日のAM9:30頃、チェックアウトがAM10:30なので誰もいませんでした。 Photo by AMAN
宿泊者限定特典② 御宿 竹林亭の茶屋バー

御船山楽園ホテルの敷地内には御宿 竹林亭という、たぶん御船山楽園ホテルよりも新しく出来た素敵な御宿があります。
実は予約当初、竹林亭の存在を知らなかったので御船山楽園ホテルに予約し、だいぶ時間が経ってから竹林亭を知ってお部屋を竹林亭に変更しようかと思ったのですが、すでに満室でした。

  • 竹林亭に宿泊すると御船山楽園ホテルのらかんの湯利用出来る
  • 御船山楽園ホテルに宿泊すると、竹林亭の茶屋バーが利用出来る

茶屋バーに関しては御船山楽園ホテル、竹林亭の宿泊者のみ利用できるそうです。

茶屋バーは、とても人気の様で席は予約制の様でした。
どんなところなのか様子を見に行きましたが、ほぼ満席だったので予約は入れず、部屋でのんびりすることにしましたが、紅葉の時期なんか特に最高なんじゃないかな?

宿泊者限定特典③ プラン特典

私達が予約した御船山楽園ホテルの貴賓室「老松」のお部屋のプランには、夕食や朝食はもちろんですが、チームラボ 淋汗茶の湯 廃墟のチケット、貸切風呂の利用がついていました。

貴賓室「老松」

貴賓室『老松の間』は佐賀・鍋島家の別邸として建てた建物で、その中でも、この「老松の間」は鍋島家第11代直大公の居間として使われたお部屋です。本間の折り上げ格天井はその当時の栄華をしのばせます。

https://www.mifuneyama.co.jp/oimatsu.html

和室好きな旦那さんがとても気に入ってくれた様なので今回の計画が報われました!よかった。
とても歴史がある雰囲気なんですが、古いとか汚いといった印象が全くなく、とても気持ちよく過ごせました。
予約したのが8月だったのですが、その時点で準貴賓室「紅梅」「白梅」はリニューアルされてお庭に露天風呂があると記載されていたんですが、こちらの貴賓室「老松」にはその記載がなかったんです。その点が予約の際にどっちの部屋にしようか迷った理由でした。でも到着してみたら貴賓室「老松」のお庭に露天風呂が!
聞くと9月にリニューアルして貴賓室「老松」にも露天風呂がついたそうです。ラッキーでした:)

とにかく天井がとても美しくて高く、お部屋自体はとても広くて窓に囲まれていて開放感があり、お部屋でのんびりする時間が最高!
なんていう名前なのか?障子と窓の間の廊下のような空間部分にある椅子に座って日を浴びる時間がかなりの至福でした。これは冬の時期だと露天風呂の湯煙を見ながらのんびり出来るのでは?

お夕食は佐賀牛と折角なので佐賀の焼酎 魔界への誘いを頂きました。
私はスッポンのお出しが効いたお鍋にご飯を入れた雑炊が一番美味しかったです。

チームラボ 淋汗茶の湯 廃墟と遺跡


思っていたよりかなり広い敷地の中で、沢山のスピーカーと光の演出ですごく楽しめました。
建物内の作品はお昼に見たらまた違ったんじゃないかなと思いましたし、野外の作品はやはり暗くなってからの方が感動的です。

動画ばかり撮ってしまって画像はこれだけ…

らかんの湯

https://www.mifuneyama.co.jp/hotsprings_a.html

日帰り入浴も可能ならかんの湯
宿泊の場合、男湯と女湯が次の日になると入れ替わります。
両方ともに内風呂、露天風呂があり、一方にはミストサウナ、喫茶室があり、もう一方にはドライサウナがあったり、サウナ用の水風呂もあり、どちらのお風呂も緑で囲まれた演出でとても癒されました。
ミストサウナには色んな香りの丸い氷があり、好きな香りの氷をストーブの上に乗せると蒸気と共に良い香りが立ち込めました。
喫茶室には、小さい羊羹や塩プリン、飲み物はデトックスウォーターや冷たい緑茶などがありました。

saunner(サウナー)には高評価のらかんの湯ですが、私はドライサウナというか暑いのが苦手で…。入れて2分が限界なので試さず…
2021年10月15日には新たに薪サウナがオープンするようで、どんどん進化している様です。

まとめ

とにかくフロントや大浴場、廃墟と遺跡など、見どころ満載!
あとは貴賓室「老松」の天井がとても美しかった事、予約時にはなかったのに来てみたら露天風呂がついていたこと、あとは天気がかなり良かったので、佐賀まで行く道中の高速道路での夕日がとても綺麗でしたし、最初のホテルに到着時の人混みを忘れるくらい良い時間を過ごせました。

次回、宿泊するのであれば、竹林亭の和洋室「梧竹」に泊まってみたいです。
でもかなり先まで予約がいっぱいみたいですよ…。私が知る限り、半年先くらいまで予約が入っている様だったので、宿泊希望日が決まっているのであれば、今すぐにサイトをチェックして運よく空いていれば即予約!ですね。

竹林亭の和洋室「梧竹」

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